まだ遺言書は必要ないかな?遺言書を書く前にまず身の回りを整理してみようかな?という方、エンディングノートを書いてみませんか?
エンディングノートと聞くと終活のイメージがあるかもしれませんが、年齢は関係ありません。
私もこの仕事をするまでは「自分にはまだ早い」と思っていたのですが、実際書いてみるとメリットが多くありました。
自分の現状を整理できる。
ご自分の現在の経済状況が把握でき、書き出すことにより不要な保険・使用していない銀行口座の整理もしやすくなります。
今までの人生を振り返り見つめ直すことにより、自分の好みや考え・やりたいことが明確化し、これからの人生を充実したものに出来ます。
ご家族・周りの方への負担を減らせる
介護や延命治療、葬儀、臓器提供等の希望を残すことにより、ご自身の判断能力が低下したりご病気になったときにご家族がご本人のご希望に添った判断がしやすくなります。
ご家族に口座や保険・通帳や証書の保管場所をご家族に伝えていない場合、万一の時ご家族は通帳やカード・保険証書を探さないといけません。エンディングノートを残すことによりご家族のご負担を減らすことができます。ご自身しか知らないこと(スマホ・ネット等のPW、サブスク申し込み状況)等も書き出しておきましょう。
エンディングノートは遺言書とは異なり法的効力はありませんし、書式は自由です。無料でDL・配布されているものや本屋さんで購入することも出来ます。ノートの1ページ目から書いてもいいですが、筆が進まない箇所もあると思います。まずはご自分の書けるところ・書きたいところから進めてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。次回は『エンディングノートに書くこと』についてお話したいと思います。