本日のブログは『エンディングノートに書くこと』についてお話しします。
エンディングノートは契約書と違い、決まった書式や項目は無く自由に書くことが出来ます。ですのでエンディングノートによっては様々な書式・項目があり、自筆でもPC入力でも構いません。ご自身が伝えたい・書きたいこと、書けるところからまずは書いてみてください。
自分のこと
氏名・生年月日・現在の住所・本拠地(この4項目は死亡届に必要ですので記入しておくといいと思います)
電話番号・メールアドレス・緊急連絡先
これまでの思い出(好きなこと・食べ物・心に残る思い出)、これからの夢・やりたいこと(行きたいところ・会いたい人等)
相続準備
自分の家族の情報(父母・配偶者・子供・兄弟姉妹について)
財産・負債・保険・年金(不動産・預貯金・株式・その他財産・ローン等借り入れ情報・クレジットカード)保管場所や保管場所を知らせてある人も書きましょう
遺言の有無・相続の希望について(エンディングノートは法的効力がありませんが、ご本人の希望を残しておくことが出来ます)
病気・葬儀について
既往歴・かかりつけ医・服薬中の薬の情報
病気になったとき告知・治療方針・臓器提供希望(延命治療・胃ろうの希望・終末期に連絡してほしい、会いたい人)
希望の葬儀・お墓について
ご家族・ご友人・大切な方へのメッセージ
改まって書くのは照れ臭いかもしれませんが、箇条書きでも手紙形式でもご自身の思いを自由にお書きください。
上記のようにエンディングノートにはご自身の情報や希望・意思・思いを書いていただきます。「伝えないとわからないこと」は多くありますし、書くことによりご自身にとっても新しい発見があると思います。書き直すことも可能ですし、書き足すこともできます。形式にとらわれず、少しずつ書いてみませんか?
次回はエンディングノートを書いた後・保管についてお話ししたいと思います。