本日は『エンディングノートを書いた後』のことについてお話しします。

PCで作成した場合、PC保存のままですとPWが分からずご家族が確認出来ない可能性があります。必ずプリントアウトしておきましょう。

エンディングノートは財産に関わる重要な情報・個人情報が書かれています。保存場所も悩んでしまいますよね。私も最初は銀行の貸金庫に入れた方がいいのかな?と思っていました。ですが、銀行の貸金庫はご本人が無くなった場合ご家族でも手続きが必要になりすぐに確認することが出来ません。

セキュリティを確保した上でご家族が見つけやすい、本棚・鍵のかかる引き出し、戸棚、仏壇に保存し、必ず保管場所をご家族に知らせましょう。忘れてしまった時の為にメモを残しておく・万一の時までご家族にエンディングノートの中身を見せたくない場合はそのメモの場所をご家族に知らせておくといいと思います。

エンディングノートを保存するネットサービスもありますので利用するのもお勧めです。

エンディングノートは一度書いたら終わりではありません。定期的に見直し、書き足し・書き直ししましょう(その際は追記した日付を書くと以前の情報と混同しにくくなります✍)

重複になりますが、エンディングノートは自由に書いていいものです。ご自分や思い出の写真を貼る・イラストを描くこともできます。ご自身らしいエンディングノートにしてください。

最後になりますが、エンディグノートは遺言書ではありません。本人のご希望・意思は遺せますが法的効力がありませんので財産についてのご希望が法律上認められるわけではありません。エンディングノートと遺言書のそれぞれの役割を理解していただき、使い分けるといいと思います。当事務所でもエンディグノート・遺言書作成のサポートを行っております。お気軽にお問合せください